2018.04.23 / communication

お手紙を「母の日」「父の日」の贈り物に

今年の母の日は5月13日(日)、父の日は6月17日(日)です。みなさんはその日、お母さんやお父さんに何かしますか? 「何もしない」「『ありがとう』と伝える」「プレゼントを贈る」など人それぞれだと思いますが、今年はお手紙を贈ってみませんか?

友だちにお手紙を書くことはあっても、家族に書くことはあまりないのではないでしょうか。

日頃、しゃべったり、ケンカしたりして、気持ちや思いを伝え合っているつもりでいても、心に秘めたままのものがあったり、言葉にするのをためらっているものがあったり……なかには自分でも気づけていない気持ちや思いもあるでしょう。

お手紙を書く時間は日頃、言葉として出てこない気持ちに気づいて、認めて、改めて伝えるきっかけをくれるような気がします。

身近な人だと照れくさくて、「ありがとう」と一言で済ませがちになりますが、お手紙を贈り物にするために「具体性」をプラスしてみましょう。

・伝えたい気持ちは何なのか?
・その気持ちを持った出来事は? 思い出は?
・たくさんある中でも、もっとも印象に残っているものは?
・その思い出や出来事を通して、自分は何を感じ、思ったのか?

文章が上手下手より、具体的に書くことが大事です。「そういえば、あんなことがあったなあ」「こう思っていてくれたんだ」とより伝わる、お手紙になりますよ。

この記事を書いた人

小森利絵 
「おてがみ部」主宰 編集プロダクションや広告代理店などで、編集・ライティングの経験を積む。現在はフリーライターとして人物インタビューをメインに活動。「お手紙×コミュニケーション」をテーマに、「おてがみ部」をはじめ、お手紙イベントも展開している。個人オフィス・えんを描くのホームページはこちら