2019.09.05 / communication

<おてがみ部>「敬老の日」の贈り物にお手紙を添える

9月の第3月曜日といえば「敬老の日」、今年は9月16日(月・祝)です。

「敬老の日」とは、「多年にわたり社会につくしてきた老人を敬愛し、長寿を祝う日」(「国民の祝日に関する法律」より)。おじいちゃん・おばあちゃんが生きてきた日々に思いを馳せ、尊敬と感謝、祝福の気持ちをもって、これからも元気に年を重ねていってもらえるように願う日にしたいですね。

昨年は「『敬老の日』のお祝いを、お手紙で」という記事で、お祝いのお手紙を書く時のポイントを紹介しました。今年は贈り物に添えるお手紙のポイントを紹介します。気持ちを形で表した贈り物だけでも十分嬉しいものですが、気持ちを言葉で表現したお手紙を添えることで、より想いの伝わる贈り物になりますよ。

以下の内容で構成してみましょう。
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①「敬老の日」のお祝いメッセージ
「いつもありがとう」「元気でいてくれて、ありがとう」などおじいちゃん・おばあちゃんに対する尊敬の気持ち、感謝の気持ち、年を重ねてきたことに対する祝福の気持ちを言葉にしましょう。

②その贈り物を選んだ理由
「どうしてそのプレゼントにしようと思ったのか?」を考えて言葉にしましょう。

たとえば、「おじいちゃん・おばあちゃんが好きなものだから」「そばにおいてもらうことで、元気が出るかなあと思って」など選んだ理由を具体的に書くことで、その贈り物を通して伝えたかった気持ちや「自分のことをこんなにも思って選んでくれたんだ」という想いを表現でき、より思いの深い贈り物になります。

手づくりの場合は、つくっている時の気持ち、考えたこと(「おじいちゃん・おばあちゃんの顔を思い浮かべながらつくったよ」「昔、一緒に出かけた日のことを思い出していたよ」)やこだわった部分(「おじいちゃん・おばあちゃんが好きな色を入れたよ」「この柄は●●を表しているよ」)などを書くといいですね。

③健康などを祈るメッセージ
「元気でいてね」「いつも笑顔で過ごせるように祈っているよ」など、おじいちゃん・おばあちゃんの健康を祈ったり、豊かな人生を願ったりするメッセージで締めくくりましょう。
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直接会って渡すのではなく、送る場合は、「おじいちゃん・おばあちゃんを気遣うメッセージ(例:「元気ですか?」「身体の具合はどう?」など)」「直近で会った時のお礼(例:「この前は電話で話せて嬉しかったよ」など)」「自分や家族の近況(最近あった出来事や今頑張っていること、新しく始めたことなど)」なども書き添えるといいのではないでしょうか。

おじいちゃん・おばあちゃんのことを思い、気づいた自分の気持ちを伝えてくださいね。

この記事を書いた人

小森利絵 
「おてがみ部」主宰 編集プロダクションや広告代理店などで、編集・ライティングの経験を積む。現在はフリーライターとして人物インタビューをメインに活動。「お手紙×コミュニケーション」をテーマに、「おてがみ部」をはじめ、お手紙イベントも展開している。個人オフィス・えんを描くのホームページはこちら