2018.06.18 / communication

communication②バイト応募電話

学校でもバイト先でも家でも、コミュニケーションって大事。「こんな時どうすればいいんだろう?」と迷うポイントを、ビジネスマナー&コミュニケーションに詳しいゆうこ先生がアドバイス。

 

CASE②バイト応募の電話連絡

高校生の声:バイトに応募する際の電話連絡で、相手が出た時・切る時など、社会人に対して失礼でない表現があれば知りたいです。LINEやメール連絡が多いけれど、電話をしないといけない場面もあります。言葉遣いや電話をかける時間など、気を付けておくと良いことって何でしょうか?

 

ゆうこ先生のアドバイス:相手への配慮をしたいところですね。飲食店なら朝のモーニングサービスやランチタイム、夜のピーク時は避けたいですね。その上で、以下のステップを踏みます。

■準備する

面接日のスケジュール調整を行ったり持ち物を案内されたりしますので、必ずスケジュール帳とメモの用意を忘れずに。スマホでスケジュール管理をしている人は要注意。また、テレビの音量を小さくするなど、静かな環境を確保します。

■明るい声で、ハキハキと話す

①挨拶する

「お忙しいところ、恐れ入ります」

②用件を伝えて担当者に取り次いでもらう

「(媒体名)でアルバイトの求人を見てお電話したのですが、ご担当の方(○○様)はいらっしゃいますでしょうか」

③担当者に用件を伝える

「こんにちは。私、高校2年生の○○と申します。(媒体名)に載っているアルバイトに応募したいのですが、まだ募集されているでしょうか」

④復唱確認

「復唱します。面接は○月○日(○曜日)17時ですね。履歴書を持って伺います」

⑤お礼と挨拶

「ありがとうございました。失礼します」

■クッション言葉を使う

たとえば

・恐れ入りますが、○○様はいらっしゃいますか?

・申し訳ございませんが、その日は予定があります。

・お手数をおかけしますが、ご伝言をお願いできますでしょうか。

・念のために、教えていただけますでしょうか。

敬語がうまく使えなくても、クッション言葉(相手を心理的な衝撃から守る言葉)をうまく使うと、好印象を与えることができますよ。

この記事を書いた人

千葉 裕子
1級キャリアコンサルティング技能士(国家資格)。営業や秘書としてビジネス現場で培った実務経験、3,500件を超える個別カウンセリング実績を活かし、講師業・キャリアカウンセリング業務を展開。自ら考え行動できる「自律した人材育成」を生涯目標に掲げている。個人オフィス・マイキャリアでの活動のほか、ビジネスプラスサポートなどでも活躍中。 ビジネスサポート千葉裕子紹介ページ