2017.08.23 / book-website
なんども読みたくなる1冊~児童文学・夏の庭
「大学生の時に手に取ってからずっと心に残っていて、何度も何度もこの本を読みました」。『あすとれ編集部』編集&ライター春瀬のおすすめBOOKその1、児童文学の名作『夏の庭』。
❝新潮文庫の100冊2017❞にも選ばれていて、アマゾンでもベストセラーの表示がついている、子どもから大人まで本当にたくさんの人が愛する名作だ。
小学校6年生の男子三人組。「人が死ぬ瞬間を見たい」――子どもらしい無邪気で残酷な好奇心から、ひとり暮らしの生気のないおじいさんを見張り始める。
観察されていることに気付いたおじいさんは、最初怒りながらもやがて子どもたちの訪れを心待ちにし、不思議とどんどん元気になっていく。
12歳の少年達と老人のふれあいは最初こそぎこちないけれど、友情が芽生えていき、それぞれにとって忘れらない夏となる。
「数々の賞をとり、映画化・舞台化されたほか、十数カ国で翻訳出版されているこの作品。❝小説を書いてみたい❞という子ども達には特におすすめですね。テーマ設定・ストーリー作り・描写さまざまな面で学ぶところがたくさんあると思いますよ」
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この記事を書いた人
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